初めまして!長谷川社長よりご紹介に預かりました、FUN MUSIC ROOMSにて新しくドラム・和太鼓講師を務めさせて頂きます、和太鼓ドラム奏者のスーサンと申します(^^)/♪
和太鼓ドラム奏者ってなんぞや!?と思う方がほとんどだと思いますが・・・(^^;)笑
簡単に言うと、和太鼓をドラムっぽい組み方にして演奏する人ですね!
いわゆる「組太鼓」にシンバル等をプラスした形が多く見受けられ・・・
っと、こちらはまた次回詳しく解説致します♪
それでは本日は、和太鼓の種類についてご紹介したいと思います!ドドン!(効果音)
では、まずはスタンダードな太鼓から!
大太鼓(おおだいこ)
まずは何と言っても大太鼓!「太鼓の顔」ともいえる存在で、ステージ中央に据えられている事が多いですね♪
音は超がつくほど低音で、あまりの低音っぷりに昔は「大太鼓の音はレコーディングで再現する事は不可能」とまで言われていました(*_*)
ただ、現在は技術の進歩により、かなり再現できるようになってきていると思います!(それでも一般的なスピーカー等では音割れしちゃったりするのですが(^^;))
太鼓の胴となる部分は、一本の大木をくり抜いて作られた「くり抜き型」と、何枚も板を合わせて作られた「桶胴型」があり、前者の「くり抜き型」は音の響きが深く、余 韻が長い特徴があります♪
また、「くり抜き型」は一本の大木をくり抜いて作る為、かなり重量があり、台に持ち上げる際には10人程で持ち上げたりします笑
さらに価格も非常に高価です(一般的な大太鼓は家を建てられるぐらいの値段になる事も・・・笑)
まぁその分良い音なんですけどね!!
それに対して「桶胴型」は比較的安価で重量も軽い為、ソロ奏者の方などはこちらの型を使う方が多いようです☆
太鼓の皮についてはどの種類も基本的には牛の皮を使用しているのですが、こちらの大太鼓は牛を丸一頭使用していますので、よく見るとうっすら牛の背骨のラインが見えたりします笑
長胴太鼓(ながどうだいこ)
お次は和太鼓と言えばコレ!「長胴太鼓」のご紹介です☆
長胴太鼓は【和太鼓界の花形】とも言える存在で、様々な形で色んな演奏に使われています!
例えば屋台囃子(やたいばやし)と言われる演目では、横に倒した形で演奏したり・・・(その見た目から腹筋太鼓と呼ばれる事も笑)
同じ横に倒してる形でも、立って演奏すれば三宅太鼓(みやけだいこ)となり、ちょっと高くなれば八丈太鼓(はちじょうだいこ)、その他にも斜めに置けば盆太鼓(ぼんだいこ)になったりと、まぁ~色々種類があるんです!
全てこの長胴太鼓を使っている訳で、これを花形と言わずしてなんと言うのでしょうか!笑
音は太鼓の大きさや、皮の新しさによって音程が変わります。太鼓の大きさが大きければ音は低く、小さければ音は高くなります♪
また、皮が新しければ音は高くなり、叩いている内に少しずつ皮が伸びていき、何年かかけて段々と音が下がっていきます。
先ほど紹介した「くり抜き型」の大太鼓や長胴太鼓は、皮に対して鋲(びょう)を打ち込んで固定している為、音程を変えることは基本的には出来ません。(業者に頼めば張り直しはしてくれますが、そこそこのお値段がかかります(^^;))
なので間違っても少しでも濡れた状態で太鼓を叩いてしまって、皮を傷めないようにしましょう!
桶胴太鼓(おけどうだいこ)
続いては、和太鼓奏者所有率No.1(スーサン調べ)の桶胴太鼓です!
桶胴太鼓の強みは何と言ってもその軽さ!!
先述の長胴太鼓は男性が1人で抱えるのがやっとな重さなのに対し、こちらの桶胴太鼓はなんと女性が片手でヒョイっと持てるぐらいの軽さです☆
その軽さ故に、肩に担いで演奏する事も出来ちゃいます!
「担ぎ桶」と言われている奏法で、色んな曲で使用されています♪
また、太鼓のまわりに張られている紐を締めることによって音程も調整することが出来るので、複数台の音程を合わせて統一感を出したり、同じサイズの桶太鼓で音程を変えて色を出す事も可能です!
さらにお値段も長胴太鼓に比べて安いので、マイ和太鼓として購入する際の一番人気はこの桶胴太鼓だと思います♪
締太鼓(しめだいこ)
最後にご紹介するのは、締太鼓(しめだいこ)です!
コチラの太鼓は皮の張り方が紐で締め上げる「紐締め(ひもじめ)」のタイプと、ボルトで締めあげる「ボルト締め」の2種類があります♪
紐締め
その名の通り太鼓の皮を紐で締めてる訳ですが、この締め上げる作業がまぁ大変!
方法は色々あるみたいですが、自分が経験した事があるのは2人がかりで全力で紐を引き合って締めていく方法と、木製ハンマーに紐を巻きつけて固定しながら思いっきり締めていくやり方で、どちらもかなりの力が要ります(^^;)
ただ、ボルト締めとは違って紐自体が柔らかく、太鼓の響きを消す事なく紐自体が共鳴してくれるので、非常に存在感のある綺麗な音が出ます♪
ボルト締め
一方こちらのボルト締めは、締め上げる部分がボルトで出来ているため、レンチでボルトを回すだけで締め上がるのでとっても楽ちんです(^^)/
デメリットとしては、ボルトの分だけ重量があがる事と、締め太鼓に比べると響きが良くないことです(^^;)
とはいっても、そのチューニングの手軽さから、和太鼓奏者だったりアマチュアチームがよく所有しているのはボルト締めのイメージですね♪
次回にも乞うご期待!
いかがだったでしょうか?一概に太鼓と言っても色んな種類がありますよね♪
他にもまだたくさんの種類の和太鼓がありますので、ぼちぼちと紹介していきます(^^)/
それでは、新しくドラム・和太鼓コースの講師を務めさせて頂きます「スーサン」でした!
何卒よろしくお願い致します♪
2024.2.21
コメントはこちらからどうぞ