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「ポピュラーピアノ」って・・・??

こんにちは!

FUN MUSIC ROOMS ポピュラーピアノ科講師の「かつや」です!

先日の自己紹介はいかがだったでしょうか??

久々に見返してみると、

「あーそういえばこんな人生送ってたなぁ~」

と思い出す部分もありなんだか懐かしさが芽生えたりもしたので、これからも定期的に自己紹介記事を見返そうと思っています!笑

 

さて今回ですが、

ゆーすけ社長から

 

「何か記事を書いてみなさい!」

 

と言われたので今回は僕の担当ジャンル

「ポピュラーピアノ」

とはいったい何なのか解説していきたいと思います!

 

ポピュラーピアノとは

ポピュラーピアノとは

私たちが普段よく聴くようなJ-POPや洋楽、映画の音楽や童謡などをピアノ向けにアレンジした曲や演奏のことをいいます。

ポピュラーピアノの大きな特徴は演奏を「自分で作る」というところです。

 

「自分で作る」という言葉に「?」となってらっしゃる方もいるかも知れませんね。

今回は皆さんが聴きなじみのある「クラシックピアノ」と比較しながら説明していきます!

 

クラシックピアノとポピュラーピアノって何が違うの?

 

クラシック、と聞くと何を想像されますか?

「昔の人の曲」「長い」「敷居が高そう」…….e.t.c.

様々なイメージがあると思います。

 

そもそもクラシックとは?

 ークラシックとは、「古典的」という意味で、クラシック音楽は一般的にはヨーロッパを中心とした西洋の芸術音楽を指します。

そして、17世紀から19世紀あたりまで約400年間に、バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパンなどの音楽家によって作られた音楽をいいます。

ですが、それ以前のものも、それ以後のものも、同じ流れに属する音楽は今日あわせてクラシック音楽と呼ばれることが多いです。(ーWikipediaより)

 

では、有名な曲をいくつか聴いてみましょう♪

 

♪ベートーベン「エリーゼのために」

 

♪モーツァルト「トルコ行進曲」

 

♪ショパン「子犬のワルツ」

 

クラシックの大きな特徴は「楽譜を忠実に再現する」ということです。

 

よく、「クラシック」というジャンルは「再現の美学」と言われます。

 

作曲家が作った曲を楽譜の通りに弾くだけでなく、その作曲家の意図や想いまでも読み取って演奏の中で表現する、

という非常に難しく、奥深いジャンルです。

 

まだまだ説明したりませんが

今回はポピュラーピアノの解説なので、クラシック音楽の説明はこの辺で終わり、

「クラシック」と「ポップス」の比較に入っていきます。

 

①楽譜の違い

 

同じ曲でクラシック版とポピュラー版の楽譜を作ってみました。

 

クラシック版

こちらはいわゆる一般的な楽譜です。

メロディー(旋律)と伴奏が全て音符で表記されています。

演奏者はこの楽譜の通りの音程、長さで演奏しなければなりません。

 

「楽譜に書いていない音を出す行為=ミス」

という捉え方になってしまいます。

 

ポピュラー版

こちらはメロディーだけが書いてありそれ以外は空白になっています。

その代わりに小節の上に「C」や「G7」といったアルファベットや数字が書いてあります。

 

これを「コードネーム」と言い、クラシック版における「伴奏」の部分を記号で表しているものになります。

 

例えば「C」という表記があった場合にこの記号が演奏者に指定するのは、

ざっくり言うと

「Cはド、ミ、ソの3つの音を使った和音です。リズムや音の並びはご自由にどうぞ。」

ということです。

 

その条件さえ満たせば自分の好きなように伴奏を付けても良いのです。

 

②必要な能力の違い

クラシック

上記の楽譜の違いでわかるように

クラシックは弾き方や音のほぼ全てを指定して奏者はそれに従って演奏しなければなりません。

 

例えば、手が小さく指が届かない距離の音を同時に押さなければならない場合でも、一つ一つの音を高速で弾いて同時に押しているように弾く技術が求められます。

諦めが許されないのです、、。

 

つまりクラシックに必要な能力は・・・「忍耐力」「集中力」「体力」…..e.t.c.

 

ポピュラー

こちらも楽譜の特徴で述べたように

メロディーに対してコードに従いながら自分で伴奏を作る

ということが必要になってきます。

 

クラシックと違うのは

もし”指が届かない”音がある場合は”指が届く音”に自分で変えてしまうことができたり、

「黒鍵がたくさん出てきて弾きにくい曲」

があった場合、

曲の調(キー)”を変えて黒鍵が少ない調に変えてしまうことができるというところです。

 

さらにポピュラーの特徴として「アレンジ」があります。

曲のリズムを変えたり、コードそのものを変えることによって曲の雰囲気が大きく変わります。

 

例:「千本桜」

 

「千本桜」を弾いてみた【ピアノ】

 

こんな激しい曲が・・・

↓  ↓  ↓

 

【雪桜】千本桜を冬のバラード調にアレンジして弾いてみた。【ピアノ】

 

と、優しいバラードになってしまいました♪

 

このようにアレンジを楽しむのもポップス音楽の魅力の一つです。

与えられたものをこなすというよりは自分から発信していくのが醍醐味♪

 

つまりポピュラーに必要なのは・・・「創造力」「発想力」「楽しむ力」….e.t.c.

 

といったところでしょうか。(諸説あります)

 

③楽しみ方の違い

クラシックとポピュラー両者にそれぞれの特徴があることがわかりました。

特徴に違いがあるということはその楽しみ方も多少違ってくるものです。

 

クラシック

クラシックを語る上で忘れてはならないものが「歴史」です。

曲が作られた時代の背景や作曲家の意図を知った上で聴いたり弾いたりすると、その曲の情景や雰囲気がより伝わってくるのではないでしょうか。

時代によって曲の構成も大きく変わっているので好きな時代”の曲という聴き方もできますね。

 

ポピュラー

ポピュラーの醍醐味の1つは「アレンジ」です。

同じ曲でも演奏者、アレンジャーによってまったくちがうものへと変身するのです。

最近はYoutube等の動画サイトも増えてきているので好きな曲のタイトルで検索してみると様々なアレンジが聴けるのではないでしょうか。

 

そして、自分が好きなアレンジをすることももちろんできます。

 

それともう一つ、

「1曲にかかる時間が比較的短い」

のでたくさんの曲と出会えます。

 

一曲がせいぜい5分程度で1番2番で同じ部分があるのも含めると練習する量も意外と少ないものです。

 

まとめ

今まで書いたとおり、クラシックとポピュラーはそれぞれに特徴があります。

 

だからといってどちらが「優れているor劣っている」というわけではありません。

 

自分の楽しみ方に合った方をやっていけば良いと思います。

 

もちろん両方を平行して楽しむのもアリだと思います(^^)

 

僕は、クラシックを辞めた後にポピュラーの方が自分に合っていると気づきました!

 

ここまでご覧になった方の中で

 

「クラシックしかやったことがないけどポピュラーもやってみたくなった!」

 

「前から興味はあったけどポピュラーの始め方が分からない!」

 

など思われた方がもしいらっしゃいましたら

ぜひ一度体験レッスンを受けにいらっしゃってください♪

 

最後までご閲読頂き、ありがとうございました!

 

音楽にまつわるエトセトラ

2020.5.28

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