新型コロナウイルスによる非常事態真っただ中、音楽稼業が厳しい境遇に立たされているようですね・・・
音楽家の皆さんは大変そうです。
そうだったな、忘れてた笑
新型コロナの影響で学校も休みになり、東京ディズニーランド、USJまでも半月の休業を実施している中、僕もレッスンはなるべく月後半に固めてるよ。
レッスンご無沙汰で、イベントもないので自分がミュージシャンであることを忘れちまうぜよ。
ミュージシャン魂は忘れちゃダメですよ!
でもその音楽事業が世の中が大変な中で大丈夫なのかって私も心配でした。
よく心配される。
ミカミカも知っての通り、ウチは音楽のみに特化している業態ではないので、いくらでも仕事はある状況なので心配ご無用だ。
こんな時期に即した色んなビジネスアイデアもどんどん浮かんでる訳ですよ。
そこで今回は、
「コロナショックと音楽稼業」
というテーマで、色々語ってみようと思います!
聞きたいです!
ですが、文字数は5000文字以内にしといて下さいね!
読むの疲れるから!
音楽事業とIT事業の両輪、株式会社ファンラボとは・・・
うちは「Music & Digital Marketing」という事で、音楽事業とデジタルマーケティング事業の二本立てで営業活動を行っています。
「音楽事業は分かるけど、デジタルマーケティングって何??」
と聞かれることがマジで多いのですが、そこは順を追ってお話します。
コロナウイルス感染拡大により大変な世の中になりました。
うちも恐らく、音楽1本でやっていたらかなりのリスクを取ることになっていただろうと思います。
結果論として、ウチはIT系の事業があるお陰でこういう非常時にとても役に立っています。
ウイルスが怖いこの時期、引きこもりで仕事を完結できます。
そして仕事なんていくらでも作りだせます。
しかしなんで僕がIT系を始めるに至ったのか。
それはやはりルーツは音楽にあるのです。
私は元来、ドラム講師という職業で音楽稼業を始めた訳ですが、色々活動していくうちに音楽に関わること全般をカバーする音楽事業に展開していきました。
今ではレッスンの他にも、
- 演奏者派遣(自分がプレイヤーになることも多々)
- レコーディング
- 仮設音響業務(PA)
- 作曲・編曲
- CD制作
などといった業務を行っております。
これらは純粋な音楽事業として捉えてはいますが、実はデジタルマーケティング・ITの要素を含んでいるものもあります。
それはCD制作業務ですね。
CD制作業務は立派なIT事業
ウチで受注しているCD制作業務は、立派なIT事業だと思っています。
それは何故かというと、基本的にインターネットを通じてのやり取りでほぼ完結する業務になっているからです。
もちろんレコーディングはリアル対面でやりますよ笑
まあぶっちゃけCD制作における過程でオフライン必須なのはレコーディングくらいですかね~
CD制作において、”レコーディング音源の作成”以外に何があるかと言いますと・・・
- ジャケットデザイン
- ミックス・マスタリング
- プレス業者との連携(申し込み・入稿)
- クライアントとの打ち合わせ
という所ですね♪
これらは全てインターネットで完結できるものなのです。
デザイナー、ミックスマスタリングエンジニアとは全てオンラインでやり取りです。
打ち合わせはチャット。納品はデータ。
プレス業者なんてのも店舗すらないので完全オンライン完結です。
これらの工程をカタカタ、キーボードを叩きながた進めていく作業を”ディレクション”というのですが、このディレクションを今ではクラウドワーカーのミカミカにやってもらっています!
最近私、”なんでも事務員”になってませんか??
好きな音楽で無理なく楽しく仕事をするために・・・
CD制作に携わり始めて早や10年以上は経っているのですが、始めた当初からインターネットは存在していた訳で、レコーディング以外はオンライン中心の仕事であったことは変わりません。
今から振り返って見ると、僕のインターネットを活用した仕事はそこから始まっているのかも知れませんね。
やがて私は、インターネットに大きな可能性を感じ、色んなことを手掛ける様になりました。
気が付けばIT事業もうちの主力戦力になっているという。。
とは言え、私は人生の目的を”お金を稼ぐため”に捧げてはいませんのです。
やはり私のルーツは”音楽屋”なのであり、現在も関わる方々に信頼をされて音楽の仕事をご依頼頂けている今日(こんにち)です。
でも、音楽稼業も”無理なく楽しく”やりたいんですよね。
音楽の専業になってしまうと、稼ぐために”無理”をしなければいけないことになっていたでしょう。
それでは楽しめなくなっていたのかも知れません。
こんな非常事態になって、イベントもできない、何もできない、どうすりゃいいの??って頭を抱えていたのかも知れません。
そんなことでは家族の笑顔は守れなかったのかも知れません。
「ここは色々やっとる!ここにしよ!」
いつも生徒さんのレッスンの付き添いでお父さんが来られるところがあるのですが、関西弁バリバリのとても面白いお父さんなんです。
僕も大阪出身やからね笑
大阪気質がマッチするのか、あまりに意気投合するので一度飲みに行ったのですが、話した倒してたら気が付けば6時間経っていました笑
飲みながら僕が何気に聞いたんですよ。
「なぜウチの教室を選んでくれたんですか??」
と。
そしたら、
「ホームページ見たら、何やら音楽以外にも色々やってる感じやったから、嫁に言うたんですわ。”ここは色々やっとる。よっしゃここにせえ!”と(笑)」
おお~
正直嬉しかったですね^^
音楽1本ではなく、IT事業も含め色々やってる所に価値を感じてくれた訳です。
改めて、私の方向性は間違っていなかったんだと思いました。
まあ、考え方は色々なので、本業とは違う事に取り組むことをマイナスと取る方も当然いらっしゃるでしょうね。
でも誰のために仕事をしているのかというと、最終的には自分のために仕事をしている訳ですよ。
正しいとか間違ってるとかどうでも良くて、
「どういう在り方を選択するのか」
ですね!
そこも含めて起業家は自己責任なんです。
自己責任取れないなら辞めたらいい
自己責任といえば、最近一つ思うことがありました。
新型コロナウイルスの感染防止であらゆる自粛を政府が要請する中で、
「サラリーマンには支援するけど、フリーランスの皆さんは貸し付け制度を考えますね」
なるお話がありましたね。
この話どう思いますか??
おい!けしからんぞ!
サラリーマンと平等にフリーランスも給付にするべきだ!
と激怒している方もいらっしゃるでしょう。
でも僕は、そこも含めての起業家の自己責任だと思ったんです。
自営業者とはサラリーマンの方々よりも税金面でかなり優遇されます。
自分に関しては、”趣味と実益を兼ねる”という業態なので、欲しいものがどんどん経費になって、税金面ではかなり優遇されている実感があります。
サラリーマンの方々は経費という概念が基本ないので、節税が難しいんですね。
その反面、自営業者はなんと言っても不安定になりがちです。
自分の身を守れるのは自分のみ。
全てにおいて自己責任を負わなければいけないのです。
そんなリスクを取っている分、税金面では優遇を受けられてるのですから、有難いことです。
自由な身でやりたいことをやって、節税もできる。
素晴らしいじゃないですか。
話を戻します。
「サラリーマンには支援するけど、自営業の皆さんは貸し付け制度を考えますね」
の話ですね。
私が思うに、このようなお上の方針が気に入らないんだったら自営業辞めてサラリーマンに戻ればいいと思うんですよ。
でも好きで自営業者の道を選んでるんですよね??
自由な身で好きなことをやって税金面ではサラリーマンと比べてはるかに優遇されていながらも、いざという時は国に甘えさせてくれると考えるのは虫が良すぎます。
正直にそう思います。
一切甘えが許されないのが起業であります。
想定外だから甘えさせてくれよと思うのは、自己責任が取れていないことになるのではないかと。
「自己責任が取れないなら辞めたらいい」
と、少々トゲがありますが、ここは私のブログですので、特に言論の自由を行使させて頂きます笑
リアルではそういう過激な発言はあまりしません笑
沸々と考えているだけです。
聞かれたら考えをツラツラと述べさせて頂きますが笑
※政府の動きで、フリーランス・自営業にもサラリーマンの半分くらいは給付するという話になっている様ですね!
(3月10日現在)
一芸一能もリスクが高い時代か
今の時代、一つの技能、商品・サービスだけで経済活動を勝負していくのはリスクが高いかも知れませんね。
その考えは随分と前から私の中にありました。
それがこんな状況(新型コロナ感染拡大)になってしまったんだから、いきなり懸念が表面化した感じです。
会社にフォーカスしても、副業を解禁する企業が増えてきていますね。
それは自営業者の副業も重要な意味を帯びてくるということとも言えるでしょう。
やはり自営業者として自己責任をまっとうするために、あらゆるリスクヘッジをしておいた方が望ましいですね。
私は”MUSIC & DigitalMarketing”の名の下で、今の時代にあったリスクヘッジをしながら、楽しく音楽稼業にも取り組みたいと思っています!
今回は以上です!
なかなか面白かったですよ!
でも、リスクヘッジし過ぎて忙しくなり過ぎないようにですね!
(社長はいつも無謀にも受けきれないほどの仕事を取ってくるんだから・・・)
(ブツブツ・・・)
2020.3.10
コメントはこちらからどうぞ